発売から2年経つAirPodsの人気は相変わらず高い。税別1万6800円のAirPodsはApple Storeでも当日入荷分が夕方までには売り切れてしまうほどだ。そのAirPodsがメルカリなどで片耳だけ売られている。
AirPodsが左耳用、右耳用、バッテリーケースと「バラ売り」されているのはメルカリだけではない。Amazon.co.jpでAmazonプライム対象になっているものもある。
価格相場はメルカリで片耳用が4000円台から7000円台。Amazonでは右耳が7479円、左耳が7495円と少し違う。
Appleはちゃんと片耳、バッテリーケースの交換品を提供している。にもかかわらず販売されている理由はなぜだろうか。
AirPodsはなくしやすい
そもそも、AirPodsは紛失しやすい。耳の形に合わない人も多いので外れやすいと訴える人もいる。風に吹き飛ばされた、いつの間にかなくなっていた、落として踏んだ、トイレで流したなど様々な理由で失われていく。お経を書いていてもおそらく効果はない。
これからの季節はマスク、マフラーなどに引っ掛けてとか、さらになくす機会は増えそうだ。雪道に落としてしまうと冬のライチョウのように見つけにくいので探すのも大変だ。
AirPodsを雪道で落としたら? なくさないためには?
両耳を同時になくすというのは起こりにくい。片耳なくしたら普通は気付くからだ。
そうして片耳AirPodsが生まれていく。
片耳を紛失したときに、もう片方をどこからか入手するか、メルカリに残りを出品するかという選択肢が生まれる。
そしてメルカリでは片耳であってもそこそこの金額で取引されているというというのが現在の状況だ。
Appleはサポートページで片耳やケースの価格を公表しており、その価格はメルカリなどでの販売価格とさほど変わらない。片耳で税別7800円。なぜ彼らはAppleから買わないのか。
Appleサポートページによれば、片耳紛失の場合には持ち込み修理扱いとなり、直営店のApple Storeやクイックガレージ、キタムラ、ビックカメラなどのApple正規サービスプロバイダに残っている片耳とケースを持っていく必要がある。直営店では部品代だけで済むが、それ以外は技術料が含まれるため、例えばキタムラでは片耳紛失で1万822円がかかる。直営店はバッテリー交換需要もあり、なかなか予約が取れない状況は続いている。
あるメルカリ出店者は時間や交通費を考えれば出店品を購入した方が「早く安く便利」と説明している。早ければ1-2日で届くことを考えればたしかにそのとおりかもしれない。Amazonの出品も同様だ。
2018年12月26日 11時19分
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1812/26/news069.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1545797420/