紙のレシートの代わりに、買い物の内容などのデータがスマートフォンに届く、「電子レシート」を東芝が開発し、利用が始まります。
「電子レシート」の事業は、東芝が3日付けで新しい子会社を設立し、本格的に始めます。
買い物客がスマホの専用アプリに表示されるバーコードをレジで読み取ってもらうと、紙のレシートの代わりに買い物の内容などのデータがスマホのアプリに送信される仕組みです。
買い物の履歴などをスマホのアプリで一括して把握できるため、家計の管理が簡単になることが期待できるうえ、利用者には買い物に使える割引券なども提供されます。
一方、会社側は利用者の同意のもとに買い物の履歴を集めて、ビッグデータとして分析し、メーカーや小売店に販売することを考えています。新商品やサービスの開発に活用してもらうねらいです。
紙のレシートをスマホで撮影してアプリで管理するサービスは、IT企業などが手がけていますが、電子レシートを事業化するのは珍しいということです。
会社では、2020年度には利用できる店舗を10万店舗にまで増やしたいとしています。
東芝データの島田太郎CEOは「レシートはほとんどが捨てられているが、データを活用すれば客の利便性もよくなるので、地方の商店街などを含め、さまざまな企業と連携して活用できるようにしたい」と話しています。
2020年2月3日 14時47分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200203/k10012270401000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1580709146/