上位モデルのWX6000HPは、5GHz帯が8×8(HE160接続時は4×4)で、最大4804Mbpsの通信に対応。2.2GHz駆動のクアッドコアCPUを搭載し、同社による電波暗室での実測でも、Wi-Fiの実効スループットで4040Mbpsを記録したという。なお、2.4GHz帯は4×4で最大1148Mbpsとなる。
Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axの機能として、チャネルを効率的に分割してトラフィックのネットワーク効率を高める「OFDMA」(直交周波数分割多元接続)、Wi-Fi子機のバッテリー消費を抑える「TWT(Target Wake Time)」、11acの倍となる8×8の「MU-MIMO」、11acではオプションだった、160MHz幅チャネルとデータスループットを向上する変調モード「1024QAM」、このほか最新のセキュリティ規格である「WPA3」をサポートする。
また、新開発のQoS機能を搭載。「見えて安心ネット」の設定画面で高中低の3段階を設定でき、中では各端末のバランスを取った最適な通信を行い、低は特定端末だけの帯域を絞りたいときに用いるという。
これまで同社製品が対応していなかったファームウェアの自動更新機能も新たに搭載されている。
このほか、Wi-Fi子機の向きを問わず安定した通信を実現する「ワイドレンジアンテナ」をはじめ、バンドステアリングやオートチャネルセレクト、IPoE IPv6への対応など、従来の同社製ルーターの機能に対応し、安定した通信を実現しているという。
有線ポートはWAN/LAN切り替え可能な10GBASE-T×1と、ギガビット対応のLAN×4を装備。本体カラーはシルバーの1色のみ。本体サイズは約51.3×215×200mm(幅×奥行×高さ)、重量は約0.9kg。設置は縦置きと壁掛けに対応し、横置きは非サポートとなるので注意したい。
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1578557667/