市場調査会社のCounterpoint Researchが、2019年第3四半期(10~12月)のスマートフォン販売数シェアに関するデータを発表し、同期に最も売れたスマートフォンが「iPhone XR」であることが明らかになりました。iPhone XRは2018年第4四半期から2019年第3四半期までの丸1年間、スマートフォン販売数シェアでトップを維持し続けており、「2019年に最も売れたスマートフォン」となっています。
Counterpoint Researchが2019年第3四半期のスマートフォン販売数シェアを発表しました。2019年第3四半期に最も多く売れたスマートフォンはAppleのiPhone XRで、同期に売れたスマートフォンの3%を占めるそうです。iPhone XRは2018年第4四半期(2019年1月~3月)以降、すべての四半期で最も売れたスマートフォンに君臨しています。
2019年第3四半期に最も売れたスーマートフォントップ10をまとめたのが以下のグラフ。2019年9月20日に発売されたAppleのiPhone 11(1.6%)もランクイン。
Appleの販売しているiPhoneのうち、iPhone XRだけが各四半期におけるAppleの総売上の25%以上に貢献しているとのこと。全世界で最も人気のあるiPhoneとなったiPhone XRは、中国を含むいくつかの市場で価格が調整されており、この価格調整により新モデルの登場した2019年第3四半期にも引き続き大きな需要を獲得できたのではないかとCounterpoint Researchは推測しています。
iPhone XR以外のランキング入りしたスマートフォンは、SamsungのGalaxy A10(2.6%)、Galaxy A50(1.9%)、Oppo A9(1.6%)、iPhone 11(1.6%)、Oppo A5s(1.5%)、Galaxy A20(1.4%)、Oppo A5(1.3%)、Xiaomi Redmi 7A(1.2%)、Huawei P30(1.1%)の9台。
なお、トップ10にはHuaweiのP30がランクインしていますが、米中間のテクノロジー冷戦のあおりを受け、Huaweiスマートフォンではアメリカ製パーツやOSからの脱却が進んでいます。間もなく独自OSを搭載したGoogle Mobile Serviceを採用していないスマートフォンが登場するのではないかとウワサされていますが、「GMS非搭載となればHuaweiの端末がトップ10から漏れる可能性もある」とCounterpoint Researchは指摘しています。
以下ソース
2019年12月26日 10時19分
https://gigazine.net/news/20191226-iphone-xr-top-selling-2019/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1577329481/