「日本に失望した。来たことに後悔している」
ベトナム人の元技能実習生はそう話しました。年々増加する技能実習生の失踪。ことしも過去最悪を更新した去年並みのペースで増えています。希望を持って来日したはずの若者たちはなぜ失踪するのか。今、どうしているのか。当事者たちに話を聞きました。
劣悪な住環境・重労働…そして我慢の限界が
ズンさんが来日したのは去年の夏。
日本でとび職の技術を学びたいという夢がありました。
しかし、その夢はすぐに打ち砕かれます。
実習先は都内の建設会社。
まず驚いたのが社員寮として与えられた部屋でした。実習生3人ともう1人、あの殴られていた日本人と4人で同居させられ、「夜はぎゅうぎゅう詰めで寝た」とズンさんは言いました。
さらに仕事では、合わせて60キロもある機材を毎回走って運ばされたり、古い工具が壊れたら自腹で買い替えさせられたり。
月給は契約では11万7000円。
そこから家賃や社会保険料が引かれ、さらに仕事が無いときは強制的に休みにさせられ、給料が減らされることもあったと言います。
続きはソース元で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191225/k10012228011000.html
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