通信大手のKDDIは再来年度の入社から、1年を通じて採用活動を行う通年採用に全面的に切り替えます。大手企業の間で新卒の一括採用を見直す動きが広がりそうです。
KDDIは令和3年度・2021年度に入社する社員から、これまでの一括採用をやめ、全面的に通年採用に切り替えます。
入社の時期も4月と10月の年2回に変更するということです。
会社では、外資系やIT企業などとの人材の獲得競争が激しくなっているため、通年採用への切り替えによって一括採用では対応しきれない幅広い人材の確保につなげたいとしています。
また、専門性の高い能力を持った学生に能力にあった部門への配属を約束する「ジョブ型採用」も増やしていくとしています。
採用や就職活動をめぐっては、経団連と大学側が一括採用だけでなく、通年採用を含めた多様な方法を進めていくことで合意していて、大手企業ではソフトバンクや富士通が通年採用を導入しています。
リクルートキャリアの就職みらい研究所の増本全所長は「学生の売手市場が続いている中で企業も学生を獲得するため、さまざまな採用手法を導入する流れにある。特にテクノロジー人材と呼ばれる人たちの獲得は海外企業とも競争しなければならず、一括採用を見直す動きはこれからも広がっていくだろう」と話しています。
2019年12月13日 7時57分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191213/k10012213241000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1576194567/