民間調査会社のMMD研究所(東京都港区)が24日発表した携帯電話契約の乗り換え意向調査によると、携帯電話大手3社の利用者の16.9%が乗り換えを検討していることが分かった。このうち契約期間3年以上の利用者は約7割が乗り換えを検討したという。
通信料金の値下げへの期待が高まる中、長期利用者の不満が浮き彫りになった形だ。
各社の乗り換え検討者は、NTTドコモが14.4%、KDDI(au)が15.5%、ソフトバンクは23.3%だった。
契約期間3年以上の利用者で乗り換えを検討したのが、楽天モバイルやソフトバンク系のワイモバイルなど、格安ブランドでは10.5%にとどまっているのに対し、大手3社では69.3%に上った。他社からの乗り換えに高額の現金が還元される一方で、長期利用者への優遇策が不十分という不満が背景にあるようだ。
乗り換え先として、ドコモとauの利用者は楽天モバイルが1位となった。主な理由は楽天の電子商取引(EC)サイトなどで利用できるポイント還元だった。
ソフトバンク利用者は系列のワイモバイルを選び、値段の安さを理由に挙げた。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190425/bsj1904250500001-n1.htm
>
>
続きを読む