2018/05/03
mineoでは通信量削減のため、画像や動画データを強制的に圧縮を掛ける通信の最適化を行っていることが明らかになりました。
さらに、通信の最適化が行えないサイトに関しては上限2Mbpsの帯域制限も行っている模様。利用者の説明なしに最適化を行っているため口コミを通じて批判が相次いでいます。
mineoでは混雑時に通信の最適化を行っている
事の発端はユーザーの調べによって通信の最適化が明らかになったこと。mineo公式サポートに確認したところ、「ふくそう時には通信の最適化を実施している」と発言していました。Twitterユーザーからの質問に個別回答のみで公式のアナウンスが一切ないのは不親切です。
通信の最適化はユーザーで解除することが出来ず、強制的に改ざんされたデータが表示されます。圧縮されることで通信量が減る・表示速度が向上するメリットがありますが、画像や動画データが荒くなったり、ゲームなどが正しく動作しなくなるデメリットがありました。
mineo公式コミュニティサイト「マイネ王」では通信の最適化をオプション化して欲しいという声も挙がっています。
「通信の最適化」をオプション化してください | nimuniさんのアイデア ファーム | マイネ王
「通信の最適化」の確認方法
通信の最適化が行われているか確認するには、以下の2サイトが参考になります。大きめの画像データをダウンロードして元画像とファイルサイズが異なるかチェックしています。
通信の最低^H^H最適化の確認
通信の最適化を確認するやつ
記事を書いている祝日9時台ではまだ最適化は行われていません。平日の混雑時に計測すると制限されるようです。筆者はmineo Dプラン・Aプランに加えて、プレミアムコースに加入しているので通常コースとの差が出ていれば追記します。
最適化が行えないSSL(https)通信時は上限2Mbpsの帯域制限
さらに、通信の最適化が行えないSSL(https)化した通信に関しては、混雑時に上限2Mbpsの帯域制限を掛けていることが明らかになりました。23時以降になると解除されるとのこと。
(速度は左上に表示)
なるほど、sslの通信は最初だけは約2Mbpsに制限されてるけど約6秒後から徐々に制限がきつくなり1.1Mbpsまで落とされる。そんな時でもsslを使わないスピードテストでは約100Mbps出る。まさにスピテスブーストって感じ。
mineo Aプランで確認。
スピードテストアプリなどのSSLを使わないページでは制限が掛かっていないため、数字上は速度が出ているように見える「スピードテストブースト」が掛かっています。
http通信は通信の最適化で圧縮・改ざんし、SSL対応の通信では通信速度を絞って対応しています。最適化問題については以前ソフトバンクの問題で炎上した過去があるため、mineoではユーザーの評判を落としてしまうのではないかと心配です。
https://creatorclip.info/2018/05/mineo-tsushin-saitekika/
mineo AプランのSSL非対応(左)と、SSL対応(右)の違い。
引用元: http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1525330289/