インターネット調査会社マイボイスコム(東京・千代田)の調査で、スマートフォン国内所有率が77%となり、調査を始めた2011年以来最も高い水準となった。利用中の通信事業者はNTTドコモが4分の1で最多となった。格安スマホを扱うMVNO(仮想移動体通信事業者)など大手キャリア以外の利用層も過去最高水準となった。
マイボイスコムが9月に10~70代の消費者を対象に調べた。有効回答数は10299人だった。
スマホ所有率は77%と約8割に達した。利用中のキャリアに関しては「NTTドコモ」と答えた人が最も多く、25%だった。「au」は18%、「ソフトバンク」は11%、「ワイモバイル」は6%を占めた。格安スマホなどを含めた「上記キャリア以外と契約」と答えた人は16%で、調査を始めた17年以降で最も高い比率だった。
スマホを今後利用したいかどうかについては「とても利用したい」「やや利用したい」との回答が72%にのぼった。「あまり利用したくない」「まったく利用したくない」は11%だった。
スマホを利用したい人を対象に端末選びで重視する点をきくと(複数回答)、「本体価格」が最も多く57%だった。「バッテリーの持ち時間」(52%)や「通信料金」(47%)、「画面サイズ・大きさ」(41%)を挙げる人も多かった。「SIMフリー端末」(11%)や「利用可能なスマホ決済」(10%)などの項目は18年9月に行った前回の調査と比較して重視すると答えた人が増えた。
スマホを新規に購入する際、通信事業者を変更するかどうかに関しては「同じ事業者にしたい」と答えた人は56%だった。「違う事業者にしたい」は6%、「事業者にはこだわらない」は20%だった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52120840T11C19A1000000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1573633639/