プログラミングについて書かれた小学校の算数と理科の教科書(東京・霞が関)
IT(情報技術)関連のビジネスが拡大するなか、政府の産業競争力会議は16年、プログラミング教育の必修化を成長戦略に盛り込んでいた。英国が既に初等教育から導入するなど、他国でも取り組みは活発化。IT人材の不足が指摘されるなか、小学校から大学まで、人材育成の一貫した戦略が求められている。
小学校のプログラミング教育は基本的な情報活用能力とともに、試行錯誤することによる論理的思考力を育てるのが狙い。検定に合格した教科書の大半は、新指導要領が例示した▽小5算数での正多角形の作図▽小6理科での明かりの制御――の2カ所でプログラミングを取り上げた。
プログラミング教育は、中学校で21年度から、高校でも22年度から新しい指導要領の下で拡充されることになっている。
20年度から小5、6年で正式な教科になる英語の教科書も登場した。「読む・聞く・書く・話す」の4技能を身に付ける内容で、簡単な会話や発表に取り組む。「主体的・対話的で深い学び」(アクティブラーニング)も拡充され、課題について考えたり、討論やグループワークをしたりする内容が盛り込まれた。
2019/3/26 14:47
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42915160W9A320C1MM8000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1553582862/