6日の外国為替市場で円が対ドルで下落し、一時1ドル=141円台と1998年8月以来およそ24年ぶりの円安水準を更新した。利上げを進める米国と大規模な金融緩和を続ける日本との方向性の違いが意識されている。祝日明けとなる6日の米債券市場のアジア時間の取引で金利が上昇(債券価格は下落)しており、幅広い通貨に対してドル買いが膨らんだ。
円相場は1日に24年ぶりに1ドル=140円の節目を突破した。6日にはオーストラリア準備銀行(中央銀行)が0.5%の利上げを決めたことで、金融緩和を続ける日銀に改めて焦点が当たり、円売りが出た面もある。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB02AAT0S2A900C2000000/
続きを読む