「ソニーは日本最強のサブスク銘柄」東芝とソニー、くっきりと分かれた“明暗”の理由
https://bunshun.jp/articles/-/53518?page=2
稼ぎ頭のゲーム事業の中身を見ると、面白い実態が浮かび上がる。ゲーム事業と聞いてまず思い浮かぶのは家庭用ゲーム機だ。つまりハードウェアだが、ゲーム事業の売上高に占めるハードの割合は20%に過ぎない。ネットで配信される「デジタルソフトウェア」が21%、さまざまなゲームが遊べる月額会員の「ネットワークサービス」が14%もある。
だが、注目すべきは、ゲーム事業で最も稼いでいるのが、34%を占める「アドオンコンテンツ」であるという事実だ。アドオンコンテンツとは、いわゆる「ゲーム内課金」。ゲームの中で敵を倒すための武器(アイテム)などを追加で購入してもらうビジネスのことだ。
ソニーのゲーム事業の稼ぎ頭であるアドオンコンテンツは、まさにこのメタバースであり、世界の投資家がそれを評価しているからこそ、株式時価総額がトヨタに次ぐ国内2位にまで上昇しているのだ。
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