米グーグルは17日、小中学生にパソコンなどを配置する「GIGAスクール構想」に対応した支援サービスを始めたと発表した。パソコンメーカーと協業してグーグルの基本ソフト(OS)を搭載した安価なパソコンや、クラウドを利用した学習用のソフトを提供していたが、それらの扱う教師向けの研修を無償で提供する。
「グーグルGIGAスクールパッケージ」は、グーグルのOS「クロームOS」が搭載された指定のパソコン「クロームブック」を導入した学校に無償でソフトや研修を提供する。
パソコンはNECや米デルなど6つのメーカーから14機種。販売価格は文部科学省の想定する4万5千円以内に抑えている。グーグルが提供するオンラインサービス「G Suite(ジースイート)」の教育機関向けが無償で利用できる。
17日から「キックスタートプログラム」を始めた。GIGAスクールパッケージを導入するすべての自治体に、無償で現地研修を提供する。都道府県や市町村など自治体の大きさなどは問わない。端末の設定やジースイートの授業でどのように活用すればいいかなどを教員に教える。
グーグルの教育事業担当グローバルディレクターのジョン・バンバキティス氏は「クロームブックを導入した町田市では、教師の業務時間を半年間で1日1時間節約できた」と語る。パソコンの導入は生徒の学力向上だけでなく、教師の働き方改革にも効果が見込めると主張している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56920750X10C20A3X30000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1584457403/