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JR東日本は9日、山手線の新駅として14日に開業する「高輪ゲートウェイ駅」(東京・港)を報道陣に公開した。品川―田町駅間に開く。首都圏の主要路線である山手線の新駅開業は西日暮里以来、49年ぶり。JR東は「未来の駅」と位置付け、無人コンビニエンスストアを設置するなど、最先端の技術を多用した。
無人コンビニはこれまで赤羽駅(東京・北)などで実証実験をしたが、常設の店舗は初めてになる。カメラが商品を自動で認識し、利用者は「Suica(スイカ)」など交通系ICカードを使って簡単に決済できる。
さらに、QRコードで通過できる新型の自動改札機、周辺施設や路線の乗り換えを人工知能(AI)で案内するロボットなども試験導入し、実用性を検証する。
駅舎は有名建築家の隈研吾氏が設計した。東北のスギを多く使ったほか、折り紙をイメージした大屋根が特徴の和を意識したデザインにした。屋根には、光を通すが熱ははじく「膜屋根」を使い、採光性を高めた。吹き抜けで開放的なつくりに仕上げた。
JR東の三輪美恵執行役員は「交通アクセスの良いエリアで、東京と世界をつなぐ玄関口の役割を果たすことを目指したい。東京の魅力を発信し、長く愛される駅になってほしい」と強調した。
東京の新たな玄関口として駅周辺の再開発を進める。商業施設やホテル、オフィスなどの一体拠点として2024年に街全体の本格開業を目指す。1日の利用者数は開業当初は2万3千人を想定している。24年には12万3千人に増えると見込んでいる。
2020/3/9 12:27
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56551830Z00C20A3EAF000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1583728214/