【シリコンバレー=白石武志】米ブルームバーグ通信は21日、米アップルが価格を抑えた「iPhone」の新機種を3月に発表すると報じた。新機種の価格は明らかではないが、米メディアの報道ではアップルが2016年に発売した「SE」(米国での価格は399ドルから)と同水準になると見込まれている。
ブルームバーグによると、アップルの生産委託先である台湾の鴻海(鴻海)精密工業などは20年2月にも廉価版iPhoneの量産を始めるという。画面の大きさは17年に発売した4.7インチの「8」シリーズとほぼ同じとなる見込み。安価な液晶パネルを使うことで価格を抑えると見込まれている。
アップルは現在、主力のiPhoneについて米国では最新の「11」シリーズのほか、旧機種の「XR」や「8」シリーズを品ぞろえしている。ただ、最も安い「8」シリーズでも価格は449ドルからとなっており、400ドル未満の機種を品ぞろえする韓国・サムスン電子にシェアで押されていた。
アップルはiPhoneの将来の商品計画についてコメントしていない。だが、低価格帯のスマホ市場での巻き返しに向け、同社が20年春の発売を目指し「SE」以来4年ぶりとなる廉価版iPhoneの準備を進めていると繰り返し報じられていた。
2020/1/23 5:46
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54729990T20C20A1000000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1579727611/