Worldwide Market for Used Smartphones Forecast to Grow to 332.9 Million Units with a Market Value of $67 Billion in 2023, According to IDC(英文)
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS45865720
未使用の新品スマートフォンの出荷台数は減少傾向にあり、今後数年間の予想も微増にとどまっている。これに対し、中古スマートフォン市場の拡大は、世界の全地域で減速の兆候が見当たらないという。
IDCは、中古スマートフォンに対する需要が高い理由として、最新モデルに比べ安価なことと、メーカーが比較的低価格で満足できる性能の新モデルを投入していることを挙げた。そして、環境保護に対する意識の高まりも中古スマートフォン人気の一因だが、今後も節約意識が同市場の成長をけん引し続ける、とした。
今後の状況については、5Gネットワークおよび5G対応スマートフォンが普及していくことで、既存の4G対応スマートフォンを下取りに出して5Gスマートフォンへ移行する人が現れ、中古スマートフォン市場が影響を受けるとみている。
中古スマートフォンの出荷台数と、各地域の世界全体に占める割合について、2018年の実測値、2023年の予測値、その間のCAGRは以下のとおり。
●北米
2018年:3900万台、22.2%
2023年:8720万台、26.2%
CAGR:17.4%
●その他地域
2018年:1億3680万台、77.8%
2023年:2億4570万台、73.8%
CAGR:12.4%
●合計
2018年:1億7580万台
2023年:3億3290万台
CAGR:13.6%
中古スマートフォンの出荷台数(出典:IDCの公表データをグラフ化)
なお、IDCは調査を実施する際、一般的に販売されている中古端末のほか、Appleやサムスン電子などが手がけている整備済みの再生品も中古スマートフォンとして集計した。
2020年01月21日 15時30分
CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35148071/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1579588901/