大手PCメーカーのレノボがCES 2020に合わせて、PCやディスプレイ、周辺機器などの新製品群を発表しました。昨今の同社の戦略に合わせてか、今年の周辺機器には例年以上に力が入っています。
そうした中でもPCのヘビーユーザーから注目されそうなのが、『ThinkPad TrackPoint Keyboard II』。2013年に発売された『ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード』(日本名)から7年ぶりの、ついに、ついに発表された次世代モデルです。
米国での発売予定は2020年5月で、価格は99.99ドルです。日本での展開は未発表ですが、同モデルの資料にある部品番号(PN)には『Japanese』として独立した番号が振られていますので、日本語配列モデル、および日本での発売はほぼ確定と思われます。
さて、現行モデルと比較した際の特徴は、Bluetoothに加えて独自無線での接続にも対応する点(2.4GHz、ホスト側のUSB Type-A接続アダプタ同梱)、充電用USB端子がType-Cへと変更された点。
さらに明示的切り替えが可能かは不明ながら「Bluetoothと独自無線によるホスト機器2台への接続」と、サポートOSとしてAndroid 9への対応も明らかにされています。Androidへの対応という点に関しては上写真でのDeleteキーに「OS」のマーキングがあることから、一部キー配列の変更などもカバーした、しっかりとした仕様になっていそうです。
加えてBluetoothバージョンも現行モデルの3.0から5.0へと更新。それに伴ってバッテリー駆動時間も延長され、公称では「フル充電で2カ月間」となりました(現行モデルでは30日)。充電速度に関しても「15分の充電で一週間程度の使用に耐える」とアピールされています。
現行モデルからの消費電力の低減度合が非常に大きいことからも、おそらくBluetooth Low Energyへの対応がなされていると推測できます。
さらにWindows 10では、キーボードをペアリング状態にすれば、ポップアップ通知内で設定が完結する『Swift Pair』にも対応。これはハードウェア側の対応が必要なため、キーボードでの対応モデルはまだ少ない機能です。
https://japanese.engadget.com/jp-2020-01-05-thinkpad-7-bt-2-usb-c.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1578320705/