◆枠なしテレビ、2020年のサムスン新商品
家電業界によると、サムスン電子映像ディスプレー(VD)事業部は、枠のないテレビをキム・ヒョンソク消費者家電部門長(社長)をはじめとする主要経営陣に見せた。2020年のサムスンテレビのラインナップのうち最高仕様の「Q9」シリーズ、マージンが多い65インチ以上の製品から順に枠なしテレビを生産する計画という。画面上段の枠にカメラを内蔵するスマートフォンと比べると、テレビは枠がないデザインを実現させるのが容易だ。
最近ゼロ(0)ベゼルを標ぼうするテレビが登場したが、枠が全くないテレビはサムスンが初めてとなる。中国シャオミが11月に出した4K画質の「Mi TV5」は「ベゼルレス(枠がない)デザイン」を強調したが、実際には製品上段と左右のベゼルが1.8ミリ、下段ベゼルは1.6センチだった。
サムスン電子は枠なしテレビと共に80インチ台の家庭用マイクロLEDテレビもCES2020で初めて公開する計画だ。マイクロLEDは壁に小型LEDを一つずつくっ付ける形式のディスプレー。パネルが必要なLCDテレビ、有機発光ダイオード(OLED) テレビとは異なる形態だ。サムスンVD事業部は今まで100インチ以上の超大型マイクロLEDテレビだけを販売してきたが、今後マイクロLED市場を拡大するために80インチ台まで量産製品を増やすとみられる。
◆LGが攻撃の8K鮮明度、CES基準に合わせて高める
サムスン電子はCESを主管する米国消費者技術協会(CTA)から8K認証を受けるため、これまで論議を呼んできた画質鮮明度(CM)値を50%以上に引き上げたテレビを来年のCESで公開する見通しだ。今年下半期に入ってLGエレクトロニクスは「サムスンの2019年型8KテレビのCM値は12-18%にすぎず、国際標準(50%以上)を満たしていない」と主張している。CTAも「8KディスプレーのCM値は最小50%以上でなければいけない」という立場を明らかにした。
CES2020でサムスン電子のキム・ヒョンソク消費者家電部門長は基調演説をする。1月6日午後6時30分(現地時間)、サムスン電子の生活家電未来ビジョンをテーマに演説する。半導体と部品事業を総括する金己男(キム・ギナム)副会長、モバイル事業を担当する高東真(コ・ドンジン)社長はCES期間中、ラスベガスで主に非公開形式のバイヤーミーティングに参加するという。
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1577704138/