サムスン電子が業界で初めて1億画素を超える大きさのイメージセンサーを開発した。5月に6400万画素のイメージセンサーを公開してから3カ月ぶりだ。
サムスン電子デバイスソリューション(DS)部門システムLSI事業部は12日、1億800万画素のイメージセンサー「アイソセルブライトHMX」を開発したと明らかにした。画素(ピクセル)1個当たりの大きさを0.8マイクロメートル(1マイクロメートル=100万分の1メートル)まで小さくした製品で、5月に公開した6400万ピクセルのセンサーと比較しても画素数は1.6倍以上に増えた。
モバイル業界で初めてとなるサムスンの1億800万画素イメージセンサーは開発段階から中国のモバイル機器メーカーのシャオミと協力した製品だ。7日にシャオミはサムスン電子が開発した6400万ピクセルカメラセンサーを自社スマートフォン「Redmi」に搭載すると発表した。
サムスンがシャオミとの協力関係を公式発表した直後、日本経済新聞は「(サムスンは)中国勢への供給をテコに画像センサーで世界首位のソニーを追う戦略だ」と報道した。市場調査会社のIHSマーケットによると、昨年の世界のイメージセンサー市場で日本のソニーが49.9%で1位、サムスン電子は19.6%で2位を占めている。
シャオミの林斌共同創業者は「プレミアム一眼レフカメラでこそ可能と考えた1億800万画素イメージセンサーを小さく薄いスマートフォンに初めて搭載するためサムスン電子と開発初期から緊密に協力してきた。持続的な協力を通じてユーザーに新たな経験と創意的なコンテンツ生産のためのプラットフォームを提供したい」と明らかにした。
最近シャオミが公開したイメージによると、6400万画素カメラのレンズはネコの産毛1本、虹彩の構造までも繊細に表現している。
シャオミは現在1000人を超えるAIアルゴリズムチームを構成し、写真の明度や彩度などを自動調整する技術を開発している。
中国の消費者の相当数は他国に比べスマートフォンの画素数に敏感に反応することで定評がある。ファーウェイもフラッグシップスマートフォン「P30プロ」に4000万画素のイメージセンサーを搭載している。同じ中国ブランドのオッポも6400万画素のカメラが搭載されたスマートフォンの年内発売を予告した状態だ。
中国のフラッグシップスマートフォンのカメラ画素数はサムスン電子の「ギャラクシーS10プラス」「ノート10プラス」の背面カメラの1600万画素と比べても量的には優秀だ。ただし制限されたサイズのイメージセンサーに過度に多くの画素を入れる場合、むしろ写真の質が落ちかねない。
https://japanese.joins.com/article/507/256507.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1565676891/