1990年代には契約数が1000万件を超え、社会現象も生んだポケットベルのサービスが30日で終了し、誕生から50年余りで姿を消すことになりました。
全国で唯一、ポケットベルを使った無線呼び出しサービスを手がけている東京テレメッセージは、利用者の減少に伴って、30日いっぱいでサービスを終了します。
ポケットベルは1968年に当時の電電公社が始め、数字が表示できるようになってからは、「0840」で「おはよう」などと語呂合わせでメッセージを送る使い方が若い世代を中心に広がりました。
ポケベルという愛称で親しまれて、利用者どうしは「ベル友」と呼び合うなど社会現象にもなり、ピークの1996年には契約数が1000万件を超えました。
しかし、携帯電話の普及に伴って利用者が減り、2007年に全国規模で事業を行っていたNTTドコモがサービスを終了するなど、事業者は相次いで撤退しました。
現在は唯一、東京テレメッセージが東京、埼玉、神奈川、千葉県のみでサービスを提供していますが、利用者は1500人を下回っているということで、サービスの終了を決めました。
ポケットベルは誕生から50年余りで姿を消すことになりますが、会社は、ポケットベルで使っている電波は自治体向けの防災無線などとして活用を続けるとしています。
2019年9月30日 11時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190930/k10012104841000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1569814701/