「5G必要特許で世界首位」中国工業相が表明
2019年9月20日 19:02 [有料会員限定]
【北京=多部田俊輔】中国の苗●(つちへんに于)・工業情報化相は20日の記者会見で、次世代通信規格「5G」の製品製造に欠かせない標準必須特許(SEP)件数で中国が世界で最も多いと明らかにした。
4Gでは欧米がSEPを握っていたが、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)などの特許取得が多かったとみられる。ハイテクの覇権を巡る米中対立の行方にも影響を与えそうだ。
苗氏は世界の通信技術と中国の関係について「2Gは追随し、3Gではブレークスルーを実現し、4Gで並び、5Gでは世界をリードする」と表現し、
中国の通信技術の急速な成長をアピールした。人工知能(AI)など次世代産業のインフラとして、2020年に5Gの大規模な商用化を実現する考えも示した。
ドイツの特許調査会社によると、5G特許の出願数で中国は世界全体の34%を占めて1位だった。
苗氏は、より技術力の高さを示すとみられるSEPでも世界トップだと中国の優位性を強調し、ファーウェイの5G製品の不採用を同盟国に呼びかけるトランプ米政権をけん制した。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO50051300Q9A920C1FFE000?s=3
引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1568994864/