中国ではすでに「脱QRコード」の流れが始まっている。
2019年は「顔認証決済」元年
現在、アリペイやウィーチャットペイは、
ユーザー体験をさらに向上させるために顔認証決済の導入に力を入れている。
2019年は顔認証決済が身近になる「元年」だとも言われる。
アリペイはすでに顔認証決済ユニット
を1199元(約1万8000円)で発売している。
アリペイ決済に対応しているPOSレジであれば、
USB接続をするだけで顔認証決済が可能になる。
すでにスーパーの「ロータス」、
華南地区のセブン―イレブンなどが導入を決めている。
利用客数に応じて最高1200元までの
加盟店へのキャッシュバック制度が行われているため、
客数の多いスーパー、コンビニでは実質無料で導入できる。
対抗するウィーチャットペイのテンセントも
同様の顔認証ユニット「青蛙」(チンワー)を発売、
スーパー、コンビニなどでの導入が始まっている。
このような顔認証ユニットは、消費者、商店の両方にメリットがある。
消費者にとっては、財布もいらない、スマホすらいらない。
レジの前に立つだけで決済が完了する。
スーパー「ロータス」では、
以前のQRコード決済では1人あたりのレジ処理時間が5.6秒だったが、
顔認証専用レジでは2.8秒に短縮したという。
消費者にとっては、それだけ行列で待たされる時間が短くなる。
商店側では、レジ処理時間が短縮され、人件費を抑えることができるようになる。
特に最近は人手不足が深刻であるため、
採用数を抑え報酬を高くして
人手を確保するのに顔認証導入が有効なのだ。
引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1568578575/