コンセントにつながなくても部屋の中にいるだけで、スマートフォンなどが充電できる技術の開発に東京大学の研究グループが取り組んでいて、今後、企業と協力して実用化を急ぐという。
東京大学の川原圭博教授らのグループは電化製品などの配線をなくす、いわゆる「ワイヤレス充電」の技術開発に取り組んでいます。
今月、大学で行った実験では、3メートル四方の部屋をつくり、磁力を発生する板を壁と床にうめこんで、部屋全体に磁場を発生させました。そして、スマートフォンの背面に磁力を電気に変えるコイルを搭載した小さな装置を取り付けるとコンセントなしでバッテリーへ充電が始まりました。
また、部屋の照明もコンセントをつながずに点灯しました。
「ワイヤレス充電」は、これまでも充電用の装置に近づくと充電する技術はありましたが、部屋のどこにいても充電ができる技術は、まだ実用化されていない…
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190624/k10011965891000.html
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