シャープは21日、水蒸気で調理するオーブンレンジ「ヘルシオ」の新製品を6月13日に発売すると発表した。従来モデルは、話しかけると人工知能(AI)が1つのレシピを提案するのみだったが、新モデルは複数のレシピを提案し、調理方法も詳しく説明する。オーブンレンジ需要が縮小する中、提案力を強化して需要を喚起する。
容量30リットルの「AX-XW600」と26リットルのコンパクトタイプ「AX-AW600」の2種類を発売する。税別市場想定価格はそれぞれ17万5千円と13万円で、家電量販店などで販売する。
新モデルは利用者への提案力を強化した。例えば「ほうれん草を蒸したい」とヘルシオに話しかけると、従来モデルは1つのレシピを提示するだけだったが、新モデルは一緒に調理する食材や調理温度の幅を広げ、複数の提案から利用者が選べるようにした。
日本電機工業会によると、オーブンレンジの国内出荷台数は2013年に261万台だったが、18年には221万台と5年で40万台減った。一方、温めるだけの単機能レンジは増加している。シャープはオーブンレンジの複雑な機能を敬遠する利用者が多いとみて、使い方を細かく示すことで需要を喚起する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45056850R20C19A5000000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1558420810/