アメリカの大手IT企業アップルは、ことし3月までの3か月間の決算を発表し、中国の景気減速の影響で主力のiPhoneの販売が大きく落ち込んだことから、売り上げも最終的な利益も去年の同じ時期に比べて減りました。
アップルが30日に発表した、ことし1月から3月までの3か月間の決算によりますと、売り上げは580億ドル(日本円で約6兆4000億円)となり、去年の同時期に比べて5%減りました。
これは主力のiPhoneの販売が17%の大幅な落ち込みとなったことが主な要因です。
地域別の売り上げについては、アメリカと日本では伸びを確保しましたが、中国では景気減速の影響を受けて、22%の大幅な減少となりました。
また、最終的な利益は115億ドル(日本円で約1兆2000億円)で、去年の同時期に比べて16%の減少となりました。減収減益は2四半期連続です。
ティム・クックCEOは、電話による会見で「中国については米中関係が落ち着きを取り戻していることで消費者の間でポジティブな雰囲気が出ていると聞いており、私自身、以前よりも中国経済を前向きに見ている」と述べ、ことし4月から6月までの3か月間の決算については市場予想を上回るという見通しを示しました。
2019年5月1日 7時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011902631000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1556663452/