世界最大の交流サイトを運営するフェイスブックは、数億人規模の利用者のパスワードが、社内の人間であれば誰でも見ることができる状態にあったことを明らかにし、ずさんな管理体制に対する批判が高まりそうです。
アメリカのフェイスブックは21日、ことし1月に行った調査で、一部の利用者のパスワードが社内の人間であれば、誰でも見られる状態だったと発表しました。
本来、パスワードは、社内でも見られないよう、暗号化する必要があったにもかかわらず、その措置がとられていなかったということで、その後、修正したとしています。
管理のしかたに問題があったのは、23億人以上にのぼるフェイスブック利用者のうちの数億人分のパスワードで、傘下のインスタグラムの利用者も一部含まれており、アメリカのメディアは、合わせて2億人から6億人が対象だと伝えています。
一方、フェイスブックは日本の利用者が含まれているかどうかなどは明らかにしていません。
フェイスブックは「社外の人がパスワードを見ることができる状態にはなく、これまでのところ従業員が不正にアクセスしたという証拠もない」とコメントしました。
フェイスブックは、個人データの相次ぐ流出などで厳しい批判にさらされていて、管理体制の在り方を問う声が改めて高まりそうです。
2019年3月22日 4時46分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190322/k10011856341000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1553202189/