JavaScriptの生みの親として知られるブレンダン・アイクさんまでもが、ブラクラ補導事件について反応したと話題。
こさかさんは、ループURLを貼った3人が摘発された件について、「`for(;;){window.alert('lol you can't get rid of this message even you keep closing modal')}`」(何回閉じでも無駄ですよ、と繰り返し表示させるJavaScriptのプログラム)と書かれたサイトのリンクを張っただけで検挙されたと解説。これに対してアイクさんは、「(1997年にリリースされ、自身も開発に関わった)Netsape 4時代でも、JavaScriptのループを切ることができた」などと指摘した。
こさかさんはさらに、Coinhiveを埋め込んだサイト開発者が摘発された事件も挙げ、「日本の警察の摘発基準が分からない」「2つの事件は同じ法律を基に摘発されている」と説明。続いて、Web開発者の宮川達彦さんが「日本の警察は、コンピュータに意図しない動作をさせ害を引き起こしたからと、Coinhive設置者を逮捕した。逮捕された中には、政府に対して訴訟を起こしている人もいる」と説明すると、エリク氏は「今年、日本に行くかもしれない。専門家証人になれる」と述べた。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/07/news071.html
Even Netscape 4 a decade before Chrome let the user kill a JS iloop.
— BrendanEich (@BrendanEich) 2019年3月5日
Yikes. May be in Japan this year, could be expert witness if it would help.
— BrendanEich (@BrendanEich) 2019年3月5日
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