去年、国内向けに出荷されたデジタルカメラの台数が前の年を大幅に下回る中、小型で高画質の写真が撮影できる「ミラーレス」と呼ばれるカメラの出荷台数がタイプ別で唯一、増加しました。いわゆる「インスタ映え」をねらう若者を中心に人気になっているということです。
カメラ映像機器工業会の発表によりますと、去年、1年間に国内向けに出荷されたデジタルカメラの台数は、前の年をおよそ20%下回る284万台でした。
タイプ別では、スマートフォンのカメラ性能の向上もあってコンパクトカメラが前の年よりおよそ23%減ったほか、一眼レフカメラもおよそ31%減少しました。
一方、ミラーレスと呼ばれるカメラはタイプ別では唯一、前の年から8%余り増加しました。
ミラーレスは一眼レフよりも小型で軽く、レンズを交換するなどして高画質の写真を手軽に撮影できることから、“インスタ映え”ということばに代表されるように、工夫を凝らした写真をSNSなどに投稿する若者を中心に人気になっているということです。
工業会は「よりよい撮影を求めるユーザーの受け皿として、ミラーレスが業界をけん引している。一眼レフとの併用も増えているため、相乗効果に期待したい」としています。
人気を受けて、メーカー各社では一眼レフ並みの高画質の写真を撮影できる高級機種を相次いで投入するなど、ミラーレスカメラの商品強化を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190201/k10011799591000.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1549015988/