「最低」と炎上…路上ライブのCD踏みつけ、法的には?
1/23(水) 18:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00009144-bengocom-soci
今回のCDを踏みつぶす行為は、法的にどのような問題になりうるだろうか。西口竜司弁護士に聞いた。
●損害賠償請求が認められる可能性
ーーまず今回の問題について、どう感じましたか
「このニュースを聞いたときの感想は『それはあかんでしょう』でした。女性の気持ちを考えたらいたたまれないですね」
ーー踏みつぶす行為は、法的にどのような問題になるでしょうか
「目の前でCDを踏みつぶす行為につきましては、自分のものを壊しただけであり、器物損壊罪は成立しません。また、女性に対して直接的に有形力を行使したものとはみられないため、暴行罪も難しいと思います。
ただ、踏みつぶす行為をもって女性の気持ちをひどく傷つけ、演奏を続けられなくなったとすれば、威力業務妨害罪が成立する可能性はあります」
ーー民事ではいかがでしょうか
「女性の気持ちを傷つけたわけですので、不法行為に基づく損害賠償請求が認められる可能性はあります。ただし、金額的にいくらと換算するのは難しいかもしれません」
ーー男性は許可なしの路上ライブをやめさせたい、との考えがあったようですが、今回の女性が許可なしだった場合、男性はどのような対応をすべきだったのでしょうか
「男性としては、優しく『止めた方がいいよ』と一言言えばよかったのではないでしょうか。それでも聞き入れられないような場合、警察に届けておいてもいいかなと思います。
路上ライブ自体についても様々な意見があるところです。ルールの範囲内で演奏をすることが大切ですし、演奏に許可が必要な場合、許可を得て演奏すべきですね。分からないことがあれば最寄りの警察署に聞けばいいと思います。
時間があれば私も足を止めて演奏を聴きますが、本当に素晴らしい方もいます。なかには未来のスターがいるかもしれませんよね」
引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1548243252/