【ニューデリー=森浩】先進国で中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品を排除する動きが拡大する中、インド通信当局は23日までに、次世代通信規格「5G」の運用試験に華為が参加することを認めた。セキュリティー問題への懸念があることは認識しつつ、中国と経済で連携強化を目指すモディ首相の方針を踏まえた対応とみられる。
印PTI通信によると、インド政府は5G運用試験に韓国のサムスン電子などとともに華為の参加を認める決定を下した。政府関係者は「安全上の懸念についての世界的な動きを注視している」とした上で、「実用開始の際には安全保障上の脅威とならないか注意を払うが、運用試験への参加に問題はない」とコメントしている。
経済紙エコノミック・タイムズは、華為製の5G関連機器の将来的な販売についても「禁止する可能性は低い」と指摘。モディ氏と中国の習近平国家主席が経済関係の連携強化で一致していることなどを理由として挙げた。
華為はインドを重要市場と位置づけており、来年以降、1億ドル(約111億円)規模の投資を行い、販売網を整備する計画を明らかにしている。
2018.12.23 09:36
https://www.sankeibiz.jp/business/news/181223/bsb1812230936001-n1.htm
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1545527083/