ウェブシステムへのサイバー攻撃が後を絶たない。顧客情報が流出して、企業として信頼を損なう事例が相次いでいる。こうした状況を打開するため、ウェブに特化したセキュリティー試験が始まる。第一人者を監修に迎えて、サイト運営者や開発者の受験を見込む。セキュリティー人材が慢性的に不足するなかで、新たにオープンな門戸を設ける。
ウェブ向けで利用されるプログラミング言語「PHP」の技術認定などを手がける社団法人PHP技術者認定機構(東京・世田谷)が新たな試験を2019年春から始める。この「ウェブ・セキュリティ試験」は、ウェブシステムの開発者や一般企業の運営担当者などを対象にする。
試験の監修は同分野に詳しく、解説書で著名なコンサルタント、EGセキュアソリューションズ(東京・港)の徳丸浩代表取締役が務める。「セキュリティーの知識を底上げしたい」。今回の試験の狙いを話す。
「ウェブシステムへのサイバー攻撃の被害が相次ぐ。原因のひとつは絶対的な知識不足だ」(徳丸氏)。そもそもサイバー攻撃による被害は、古典的な手口によるものが多いという。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38742120Q8A211C1X20000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1544524043/