ヤフーとソフトバンクの共同出資会社でスマートフォン(スマホ)決済を手がけるペイペイ(東京・千代田)は同社の手がける決済が2019年2月からインターネットサービスの支払いに対応すると発表した。従来は店舗での支払いだけだったが、ヤフーのネット通販「ヤフーショッピング」などで利用できるようになる。利便性を高め、顧客獲得につなげる。
ペイペイは10月、スマホ決済「PayPay(ペイペイ)」のサービスを開始した。利用者は専用のアプリから店舗に張り出されたQRコードを読み込んだりバーコードを提示したりすると、支払いができる。店舗側は専用端末を導入する負担がかからず、中小の飲食店などで広がっている。今回、新たにインターネット上のサービスで使えるようにする。
ヤフーショッピングやフリマアプリ「ヤフオク!」に加え、19年4月からはアスクルのネット通販「LOHACO(ロハコ)」でも利用できる。これまではネットサービスを利用した際に、ヤフーが提携する「Tポイント」を付与していた。今後、電子マネーのペイペイがたまる仕組みに切り替える。
スマホ決済の競合の楽天も自社のネットサービス「楽天トラベル」や「楽天市場」でためたポイントを実店舗で使ったりためたりできるようにし、会員基盤を広げてきた。今後、スマホ決済が様々なサービスのインフラとなるだけに、利用者や加盟店の拡大に向けた競争は一層激しくなりそうだ。
2018/12/3 10:55
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38454380T01C18A2X30000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1543805247/