インターネット金融大手SBIホールディングスが打ち出した、複数の地域金融機関への出資を通じ地銀連合をつくる「第4のメガバンク」構想に、全国の地銀約10行から参加の打診が来ていることが13日、分かった。日銀の低金利政策で金融機関は収益が悪化。業績立て直しに向け、業界の枠を越えた連携が広がる可能性がある。
SBIホールディングス
SBIの北尾吉孝社長がインタビューで明らかにした。北尾氏は同構想に関して「地銀10行ぐらいから(打診が)来ている」と語った。地銀連合を結成することで「負担になっていたシステム費用が10行集まれば10分の1になる」と強調した。
具体的な銀行名には言及しなかった。
協力内容としては、業務システムを提供するほか、マネーロンダリング(資金洗浄)対策、資産運用、海外展開の後押しも行う考え。
地銀の経営強化をめぐって北尾氏は、「地銀同士統合しても、結局は人を切らないと全く効果がない」とも述べた。その上で「SBIグループでは人が足りないから(地銀から)採用できるかもしれない」と語った。
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引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1568468774/