10月末に発表されたIBMがRed Hatを買収した件は話題になりました。この件でいろいろ調べていたら、こんな記事が目に止りました。
この中にこんな一節があります。
LinuxがMicrosoftのデスクトップ支配に敢然と立ち向かうかのように見えた90年代半ばの熱狂とは異なっているものの
確かに、昔はLinuxは“デスクトップWindows”に闘いを挑んでいたのですよね。
今でももちろん“デスクトップLinux”はありますが、主流はサーバ向けで、Red Hatの成功もそこから来ています。
私は今の会社を立ち上げる直前、Red Hat Japanに在籍していました。12?3年前です。
当時はLinux(というかオープンソース)はMicrosoftと全面戦争状態にあり、
Red Hat社員のPCはほぼ全てデスクトップLinuxでした(経理など一部の部門にはWindowsもありましたが)。
そのとき、「やはりLinuxはデスクトップユーザーには使いづらい」ということを感じました。
バリバリのOSSコミュニティーの人たちは、「かなりWindowsに近くなった」「少し我慢すれば全然大丈夫」などと言っていましたが、
ずっとMacintoshやWindowsを使ってきて、半ば強制的にデスクトップLinuxを使わされた身としては、「あれもできない、これも不満」という状況でした。
つまり、作っている側は「かなり良い線いってる」と思っていたのが、ユーザーから見ると「全然駄目」だったわけで、
この辺のギャップにデスクトップLinux失敗の要因があったように思います。
なぜ“デスクトップLinux”は普及しなかったのか?
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1811/19/news029.html
引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1542645105/