東芝は13日、取引開始前に実施した東京証券取引所の立会外取引で約1207億円(3322万8600株)の自社株を買い付けたと発表した。前日に1株3635円で、自社保有分を除く発行済み株式総数の約3割にあたる最大1億9257万2200株を約7000億円で取得すると発表していたが、予定の17%にとどまった。
1株あたりの買い付け価格は、昨年末に増資した際の新株発行価格に比べ実質38%高い。東芝側は昨年末の6000億円の大型増資を引き受けた海外ファンドなどの応募を想定していたが、多くの株主がなお東芝株に上昇余地があるとみて、応募に踏み切らなかったとみられる。東芝は今後、証券会社を通じて市場で自社株買いを進めるとみられる。
東芝は6月に稼ぎ頭だった半導体メモリーを売却するなどして、手元資金が積み上がっていたため、海外ファンドから巨額の自社株買いを実施するように求められていた。
2018/11/13 11:10
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37682690T11C18A1EAF000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1542083289/