NTTドコモは24日、端末割引をしない代わりに通信料金を毎月1500円割り引く割安通信プラン「ドコモウィズ」の対象端末に、米アップルのiPhone旧機種を加えると発表した。ドコモウィズの対象端末はこれまで富士通やシャープ、韓国サムスン電子などの価格の安い端末に限られていた。人気のiPhoneに対応することで、利用者のニーズに応える。
9月1日に販売を始める。対応するのは2015年9月に発売された「iPhone6s」の32ギガ(ギガは10億)バイト版。端末価格は3万9600円となる。
ドコモウィズは、端末割引をしない代わりに通信料金を割安にする、いわゆる分離プランとなる。KDDI(au)も2017年7月から、分離プランによって通信料金を従来から最大3割程度値下げした新料金プラン「auピタットプラン」「auフラットプラン」を展開している。
ドコモがこのタイミングで割安通信プランにiPhoneを追加できた背景には、ドコモとアップルとの間で販売契約の見直しが進んだからだとみられる。
公正取引委員会は7月、アップルと携帯大手3社との間で結ばれた「iPhoneアグリーメント」と呼ばれる契約が、独占禁止法に抵触する恐れがあったと公表した。アップルが携帯大手3社に対して端末代を割り引くように義務づける内容で、携帯大手の事業を拘束する点を公取委は問題視した。
公取委の指摘によってアップルは、端末代金と通信料を分離して、iPhoneでも通信料が安いプランを設定できるように契約見直しに応じたという。アップルが自主是正したことから公取委は違反を認定せず、16年10月から続けた調査を終了している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34556270U8A820C1X30000/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1535102382/