ホンハイが、シャープを中国企業に売却するのではないかとの観測が駆け巡っているという。
会員制情報誌『選択』(2018年8月号)が「鴻海がシャープを売却する日」と報じたためだ。
ホンハイはパソコン、スマートフォン、ゲーム機など、エレクトロニクス製品のEMSを行うメーカーであり、アップルを中心に世界に多数の顧客を持っている。顧客企業は独自ブランドで製品を販売しており、ホンハイが支えるシャープと市場でライバルとなるケースも少なくない。シャープを傘下に持つことが、長い目で見てマイナスになる恐れがあるということだ。
過去5年以上、ホンハイの売上高の過半はアップルが占めた。
「鴻海は過度なアップル依存からの脱却のため、中国メーカーへの接近を改めて志向しており、小米科技(シャオミー)などからのスマートフォン(スマホ)生産の受託も増やしている。スマホ自体の需要の飽和化もみえており、鴻海としては顧客メーカーを増やし、受託製品の幅を広げたいところだ。そのためには中国の有力企業と『お近づき』になる必要があり、シャープを嫁入り(売却)させるのがベストの見方がある」(前出『選択』より)
同誌は、中国ハイセンス・グループ(海洋集団)を最有力の受け皿候補として…
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https://biz-journal.jp/2018/08/post_24497.html
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