以下のグラフは、GitHub Educationを使用した学生と教員を対象に「どのプログラミング言語の学習で使用したか」アンケートをとったものです。以下のグラフを見ると、「JavaScript」「HTML」「CSS」「Java」「Python」の5つの言語が高い割合となっていることから、教育現場ではウェブやスマートフォンアプリ、AIなどの開発を重視した教育プログラムが組まれていることがわかります。
以下のグラフは「プログラミング教育を受けて、開発者の一員になる意識が芽生えたかどうか」を調査したものです。このアンケートはGitHub Educationで学習を受けた人(青)だけでなく、通常のプログラム教育のみを受けた人(緑)にも行っており、実際にどのような違いがあるかを比較しています。この質問は5段階評価で回答する形式となっていて、1が最低、5が最高評価となっています。グラフを見ると、GitHub Educationで教育を受けた学生の方が「4」または「5」と高い評価を付ける人が多く、その差も10ポイント以上開いています。この結果から、GitHubを学習で使用する方が高い開発者意識が芽生える傾向にあることがわかります。
次のグラフは「学習を通してプロジェクト管理について学べたか?」を調査したものです。このグラフでも、4、5と評価している学生の割合は、GitHub Educationの学習を受けた方が10ポイント以上高いことが明らかになっています。
「将来のインターンシップやキャリアに役立つと感じたか?」について調査したグラフがコレ。このグラフでは4と回答した学生の割合に大きな差はありませんでしたが、それでも4、5と回答した学生の割合はGitHub Educationで学習した方が高いことがわかります。
このグラフは「チーム開発や共同開発について学べたか?」を調査したものです。他のグラフと同様に4、5と評価している学生の割合は、GitHub Educationで学習した学生の方が高いことが明らかとなりました。実際に生のソフトウェア開発を体験することで、学生にも高い意識が生まれやすいことが結果に表れています。
GitHub Educationの責任者を務めるバネッサ・ジェナレリ氏は「この調査によって、GitHubをプログラミングなどのコンピューターサイエンスの学習に使用することが、効果的であることが示されました」と語っています。
しかし、GitHubを使った学習で教員やチームメンバーから必要なサポートを受けられなかったとして、不満に感じる学生が2割~3割ほどいたことも明らかになっています。このため、ジェナレリ氏と共に調査を行ったコートニー・シン氏は「GitHubを学習に使用するには教師やチームメンバーのサポートも重要です」と述べています。
https://gigazine.net/news/20180816-github-education-learner-outcome/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1534418681/