韓国サムスン電子が中国でスマートフォン(スマホ)の生産停止を検討していることが分かった。13日付の韓国紙・電子新聞が報じた。早ければ年内に生産をやめる可能性がある。サムスンは中国でスマホの販売が大幅に落ち込み、直近の市場シェアはゼロ%台に低下したとみられる。スマホ市場の成長鈍化を受け、生産網の見直しを迫られる可能性がでてきた。
報道についてサムスンは13日、「中国生産に関して決まったことは何も無い」とのコメントを公表した。電子新聞は「サムスンが中国・天津市の携帯電話工場の生産を年内にも中断し、同工場で生産している台数を別の工場に移転する方向で検討している」と報じた。
サムスンのスマホの生産拠点は中韓両国や、インド、ベトナムなどにあり、ベトナムが最大。中国では広東省恵州市にもスマホ工場を保有する。天津の生産法人の設立は2001年。スマホの中国シェアが20%強だったとみられる13年には、年間売上高は15兆ウォン(約1兆5000億円)に達した。
しかし、地元メーカーの台頭に伴い、15年には半分の約7兆ウォンに急減。16年以降はサムスンの開示対象から外れたため不明だが、一段と縮小したもようだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34101570T10C18A8916M00/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1534173801/