ニュージーランドの企業が週休3日制を試験運用したところ、生産性やワーク・ライフ・バランスの向上など大きな成果が見られたため、週休3日制の本格的な導入を検討しているという。
週休3日制の試験運用を行ったのは、遺書作成や遺産管理のサービスを提供している「パーペチュアル・ガーディアン」。従業員240人超を対象に、賃金は週休2日制のまま、3月初めから4月末までの期間に週休3日制の運用を行った。運用については社外の研究者が主導した。
昨年後半に行われた調査では、ワーク・ライフ・バランスの管理が出来ていると感じている回答者の割合は54%だった。今回の試験運用後は、この割合が78%に上昇した。
ストレスレベルについても約7%減少した。チームの取り組みを計測する指標は平均して20%上昇した。
試験運用を主導した研究者の1人、オークランド工科大学のジャロッド・ハー氏は、試験運用が成功した主要な要素はスタッフのインプットにあったと指摘。「従業員は物事を設計し直す自由を与えられた」と述べた。ハー氏は、今回のモデルは他の職場にも導入できる可能性があり、働き方に革命をもたらすかもしれないと期待を寄せる…
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https://www.cnn.co.jp/business/35122876.html
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