ナビゲーションボタンの採用
新Androidでは、これまで画面下に3つあったボタンがなくなり、iPhone Xとよく似た、小さな長方形のナビゲーションボタンが導入されています。上下、左右にスワイプして画面やアプリを表示するところは、iPhoneと似通っています。
Android Pでは、スマートフォン上のすべてアプリについて、いつ、どのくらいの頻度で、どれだけの時間使用したかがわかる新「ダッシュボード」が採用されています。ここでは使用時間を把握するだけでなく、自分で時間を設定し、制限することも可能です。たとえばInstagramの使用時間を1日30分に設定した場合、30分使用すると同アプリのアイコンの色がグレーに変化します。
以前、iPodの父と呼ばれるトニー・ファデル氏が、これとよく似た機能の追加をAppleに推奨していましたが、Appleが今後同様の機能を採用する可能性はあるのでしょうか。
画面を下向きにするだけでおやすみモードがオンに
またGoogleは、電話やテキストメッセージなどの通知を知らせない新たな「Do Not Disturb(おやすみモード)」を導入しています。新しい「Shush(静かに、という意味)」機能を設定すると、スマホの画面を下向きに置くだけで、おやすみモードがオンになります。
さらに新たに追加された「Wind Down(おやすみ準備)」モードでは、就寝時間を設定しておくと、その時間になると画面全体が灰色に変わり、スマホを使う意欲を削ぐようになっています。
新Android OSにおいてGoogleは、「単純さ(Simplicity)」「賢さ(Intelligence)」「健康なデジタル生活(Digital Wellbeing)」を3本柱にするとしていますが、ダッシュボードにおける時間設定やおやすみモードおよびWind Down機能などは、この最後の「健康なデジタル生活」に沿うものだといえるでしょう。
バッテリー消費量を節約できる新機能
またAndroid Pでは、「Adaptive Battery(適応バッテリー)」のオプションが追加されます。適応バッテリーでは、今後数時間に使うアプリを予測し、それ以外のアプリを制限した場合にどれだけバッテリー消費が節約できるかを教えてくれます。
Android Pではこのほかにも数多くの新機能が追加され、機能向上が行われています。
2018年5月9日 07時25分
https://iphone-mania.jp/news-211652/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1525834741/