12月14日、「大会運営費」が当初計画の約1.4倍になる見通しであることがわかった。10月20日には、建設費が1250億円から2350億円と、1.9倍になることが発表されたばかりだけに、「後出しジャンケンだ」との批判がやみそうにない。
「14日の日本国際博覧会協会の会合で、運営費用が当初見込みの809億円から1160億円になる見通しだとされました。運営費には会場の広告宣伝費、清掃業務などの人件費、警備費などが含まれます。
上振れしたおもな理由は人件費の高騰ですが、協会は1160億円の8割にあたる約970億円をチケット収入、残る約190億円を公式キャラクター『ミャクミャク』などのグッズ販売で充当するとしています。しかし、そのすべてが『捕らぬ狸の皮算用』です。
万博協会は、11月30日から販売を始めた前売りチケットの販売数を発表しましたが、12月6日現在で5万4072枚。目標は1400万枚ですから、ほど遠い数字です。チケットやグッズで賄いきれず、赤字になったとしても、どう対処するかは決まっていません」(経済担当記者)
なんとも呑気な話だが、そうした状況下、万博協会の会長を務め、経団連会長でもある十倉雅和氏の発言に批判が集まっている。
十倉氏は、相次ぐ予算上振れに対して、会見でこう話した。
「事態を予想できなかったのは誠に申し訳ないと思うが、今のような人手不足がこんなに激しくなり、インフレがここまであがるということは、なかなか予想しにくい部分があった…
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https://smart-flash.jp/sociopolitics/265485/
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