NVIDIAは、余剰CPU/GPUリソースを使って難病の解析に役立てる分散コンピューティング
プロジェクトの「Folding@home」の演算能力が1.5EFLOPS(エクサフロップス)に達したと
発表した。
Folding@homeでは新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に関する解析のタスクが3月12日より
実行中だが、NVIDIAや各業界の呼びかけもあり参加者が急激に増加、3月26日時点で
Folding@home全体の演算能力が1EFLOPSに達し、スパコン上位100システムの合計演算能力を超えた。
それが今回、1カ月未満で1.5EFLOPSとさらに演算能力が強化されたことになる。
2020年の年初はわずか3万台だったコンピュータ数は、100万台を超えたとしており、
このうち356,000基のNVIDIAのGPUが動作していると推定される。