「Python」は相変わらず、開発者の間で根強い人気を誇るプログラミング言語だ。一方、「Java」と「JavaScript」の評判――もしくは不評――については、プログラマーによって答えがまちまちだ。
フランスのコーディングスキル開発企業のCodinGameが、人気プログラミング言語とキャリアの詳細について、2万人の開発者を対象に調査した。
それによると、JavaScript、Java、Python、「C++」「C」が特に多くの人に習得されたプログラミング言語だった。習得者が特に少なかったのは「Clojure」「F#」「OCaml」だ。
「最も人気がある」言語は、最も多くの人に習得された言語とは違ったが、トップ5には順位こそ違えど、ほぼ同じ顔ぶれが登場した。開発者に最も人気がある言語はPythonで、JavaScript、Java、C#、C++が続いた。
報告書は、「3年連続で首位を堅持しているPythonは、特筆に値する。この言語は開発者の心をしっかり捉えている」と述べている。
「最も敬遠されている」プログラミング言語として、回答者の約4分の1が「PHP」を挙げた。その一方で、最も人気がある言語の7位にも登場している。またPHPの後に、JavaとJavaScriptが続くものの、それぞれ最も人気がある言語の2位と3位を占めた。
報告書によると、「この2つのプログラミング言語の評価は、開発者の間で二分される」とのこと。最も敬遠されている言語のトップ5の残り2つは、「VB.NET」とCだった。
回答者の43%はコーディングを大学で学び、35%は独学で、15%は学校(大学以前)で、5%はブートキャンプや短期集中コースを利用していた。オンライン研修コースで学んだという回答者は、わずか2%にとどまった。
2020年に学びたいこととして、最も関心が高いのは機械学習と人工知能(AI)で、次いでゲーム開発とウェブ開発が挙げられた。
開発者の幸福度は英国が最も高く、カナダと米国がそれに続いた。
CodinGameの共同設立者であるAude Barral氏は、「当然ながら、上位3カ国は特に給与水準という点で、開発者は労働条件に恵まれている。フランスは6位で、やや後れをとっている」「概して言えば、どの国でも経済発展と企業の革新には、開発者が不可欠だと考えることが非常に重要だ」と述べた。
https://japan.zdnet.com/article/35149096/
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1581244420/