https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1213709.html
GeForce RTX 2080 Ti(左)とGeForce RTX 2080(右)
若杉 紀彦2019年10月20日 20:14
弊紙はPC関連の専門媒体であり、いずれの記事も、PC関連についてある程度の知識があることを想定して書かれている。もし、弊紙が紙の雑誌であったら、PCに興味がない人が書店で手に取ることはおそらく一生ないだろう。しかし、SNSがこれだけ発達した現在、Web媒体であるPC Watchの記事は、ひょんなことから、そういったPCにまるで関心がない人の目に触れることもある。そんなことが、まさに本日発生した。
シカゴ・カブス所属のメジャーリーガーであるダルビッシュ有選手が、本紙のGeForce RTX 2080 Tiの記事をたまたま目にし、ツイートしたのだ。果たして、その感想は、
「この数年で一番敗北感を感じた。
リプでこの商品くれって来たから調べました。パソコンに詳しくない自分が最後まで読みきった結果、何に対しての商品かすら理解できんかった。
結局これはなんなんや。。」
というものだった。
氏は大のゲーム好きとしても知られている。ここ最近はフォートナイトに嵌まっているようで、ビクロイ(ビクトリーロイヤルの略でフォートナイトでの1位のこと)を取ったときに、その画面をよくツイートしている。そういった人がGPUの価値を理解できないのは、PC業界のみならず、世界経済にとっても大きな損失だと言っても過言ではないだろう。
数十万円の機材・PCをポンと買える経済力がある人が、「すごそうだけど、使い方がわからないから、いらない」と言っているのだから。
ということで、この1年前に掲載したGeForce RTX 2080 Tiの記事を、PCを持ってすらいない人にもわかるように、なるべく平易な言葉や、例えを使って”翻訳”してみることにする。
新世代グラフィックスの幕開けを告げる「GeForce RTX 2080 Ti」をテスト
2018年9月20日に、リアルタイムレイトレーシングに対応するNVIDIAの新GPU「GeForce RTX 20 シリーズ」の販売がスタートした。
レイトレーシングとは、いままで以上にリアルに絵を描くための技術。ゲームの絵がリアルになるということが、どういうことかを説明すると、下記の初代トゥームレイダーの絵が、最新版シャドウ オブ ザ トゥームレイダーのようになると思ってもらえばいい。
(中略)
GPU欲しくなりました?
というわけで、パソコンのことを知らない人を想定した解説記事を書いてみた。筆者はPC Watchでかれこれ17年くらい記事を書いているが、初の挑戦である。だいぶかみ砕いて、余計なところは端折ってみたが、おそらくこれでもまだ「難しい、何のことを言っているのかわからない」という方もいらっしゃると思う。
最後にまとめると、自分で選んで高性能なGPUを買ったり、取りつけたりできるのは、ゲーム専用機にはないパソコンのメリットだ。先に、ゲームの滑らかさが144がプロゲーマーの基準になっていると書いたが、じつはこれはゲーム専用機では不可能で、これもパソコンならではの別のメリットでもある。
その分、ゲーム機に比べると非常に高価(GeForce RTX 2080 Ti搭載機は、本体だけで30万円くらい)だが、パソコンは、たとえば自分のプレイ動画をYouTubeにあげるために編集したり、ゲーム以外にもいろんな用途で使うことができる。本稿を読んで1人でもパソコンに新たに興味を持ってもらえる人がいたら幸いである。
(全文はソースで)
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1571578386/