レディットのサブ掲示板のウォールストリートベッツへの書き込みはたいていの場合、そのような類いではない。フォーラムの60万人のメンバーは、オプション取引についての皮肉なコメントや損をしたことを嘆くコメント、ちょっとした人種差別や女性蔑視発言などを投稿する。ウォールストリートベッツにバーリ氏はいない。
しかしそこには、エディー・チョイ氏がいる。同氏はウォールストリートベッツでオプションの取引方法を学んだと言う。同氏は先月、自身のビッグショート取引の詳細を投稿した後、フォーラムのスターになった。それはソフトウエア開発会社、ロクのオプションの取引だった。
チョイ氏はインタビューで、「私はもともとリスクを愛する人間だ。人々がたくさんもうけたり、多くの金を失ったりしているのを見ると、引き付けられる」と語った。
変動が大きいロクの株価は9月20日に19%急落。チョイ氏が766ドル(約8万3000円)を投じたロクのプットオプションの価値は一晩で5万553ドル(約550万円)に跳ね上がった。6500%の上昇だ。同氏が買ったプットオプションは期日に近く大幅にアウト・オブ・ザ・マネー(OTM)だったため、利益は特に大きかった。ブルームバーグはロビンフッド・ファイナンシャルの取引履歴のスクリーンショットで同氏のアカウントを確認した
数日後、再び大当たりが出た。チョイ氏はロクのオプションで得た資金で今度はS&P500種株価指数の上場投資信託(ETF)の9月25日期限のプット(権利行使価格297ドル)を購入。このETFは9月24日に295.87ドルに下落し、資金は2倍に増えた。結局、チョイ氏の766ドルの投資は10万7758ドル(約 1170万円)になった。
チョイ氏は幸運と、ウォールストリートベッツのおかげだと話している。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-18/PZJWDPDWLU6G01
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1571399556/