スマートフォン決済アプリをインストールした人のうち62.8%が、その後アプリを利用していない――。MMD研究所の調査でこんな事実が分かった。内訳は、全く利用していない人が46.8%、会員登録は済ませたが使っていない人が10.8%、銀行口座やクレジットカードを連携させたが使っていない人が5.2%だった。
大手スマホ決済サービスのうち、アプリをインストールした後の利用者が最も少なかったのは「Origami Pay」(24.1%)だった。「au PAY」(25.1%)、「ファミペイ」(27.1%)、「モバイルWAON」(27.7%)なども、インストール後の利用率は3割未満にとどまった。
インストール後の利用率が最も高かったのは「PayPay」(47.5%)。以下「LINE Pay」(43.7%)、「d払い」(45.2%)、「楽天ペイ」(43.4%)と続いた。
回答者(18~69歳、重複回答あり)がよく使う支払い方法は現金が90.5%で最多。以下、クレジットカード(71.3%)、カード型電子マネー(47.1%)、スマホ決済(16.4%)、デビットカード(5.6%)という結果だった。若年層は現金、高年齢層はクレカで決済する人が多い傾向がみられた。
調査では、スマホ決済を利用する人の45.3%が、3000円以上の支払いに抵抗があることも分かった。回答者からは「使いすぎてしまいそう」「チャージが面倒」「個人情報の流出が不安」「購入履歴から(広告などを)ターゲティングされそう」など、管理方法やセキュリティ面などを気にする声が出た。
調査は8月9~18日にインターネット上で実施。18~69歳の男女3万7040人に意見を聞いた。
2019年09月19日 13時02分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/19/news094.html
引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1568872111/