NTTデータは2019年4月19日に記者説明会を開き、アジャイル開発やデジタルトランスフォーメーション(DX)に対応した受託開発やソリューション提供を強化する方針を説明した。専門技術部門の参画案件数を3~10割増やし、受注貢献額を2018年度実績の300億円から600億円に倍増させる計画だ。
同社は2018年4月、システム技術本部の下に、顧客企業のDXを技術面で支援する専門部署「デジタルテクノロジ推進室」を発足させた。その後、システム技術本部の組織再編で、アジャイル開発やサービスデザインなどDXに適した開発手法のスキルを持つ技術者を「デジタル技術部」にまとめる再編をしている。
取り組みを説明したシステム技術本部の富安寛本部長は、2019年にこの2部署の人員や体制を強化し、デジタルテクノロジ推進室によるDX案件を2018年の35件から45件に、デジタル技術部によるアジャイル開発やサービスデザインの案件を2018年の50件から100件に大幅に増やすとした。2021年度はDX案件を70件、アジャイル開発やサービスデザインの案件を150件と引き続き伸ばす意向だ。
デジタルテクノロジ推進室などは金融や公共など業種別の事業部門と連携して、実際の顧客案件を開拓して開発プロジェクトに加わる。富安本部長は「アジャイル開発は大型案件にも広がっており、金融や官公庁からも引き合いをもらっている」と顧客の広がりを説明。例えばマイナンバー関連システムでは継続的な機能追加などを意識して、実際に適用したい相談を受けているという。
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