朝日新聞社は、AI記者「おーとりぃ」を発表した。第100回全国高校野球選手権記念大会の3回戦から、本格デビューするという。
AI記者「おーとりぃ」を開発したのは、朝日新聞社内の様々なシステムを構築する情報技術本部の研究開発チーム(ICTRAD)。今回は、昨夏まで米スタンフォード大に留学してプログラミングを学んだ40歳の開発リーダーが中心になったチームが取り組みました。この開発リーダーは「大相撲の力士の顔認識アプリ」など、「遊び心」を持ったシステム開発にもチャレンジしていて、今年に入って研究に乗り出したのが、高校野球の戦評記事を書くAI記者でした。
まず、過去にスポーツ面、地域面に載った約8万の高校野球の戦評記事とイニングを組み合わせたデータをAI(人工知能)に覚えさせました。「このゲーム展開になったら、こういう戦評となることが多い」という傾向をAIに分析させ、記事を書けるようにしていったのです。
具体的には、甲子園球場でスポーツ記者がパソコンで電子スコアブックを入力。これを「おーとりぃ」が読み込み、試合の特徴の中から注目したいプレーを選び出し、その組み合わせに見合った文を作り…
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https://www.asahi.com/articles/ASL890GLKL88ULZU011.html
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