2nd Gen Ryzen Threadripperは4 SKU(Stock Keeping Unit=アイテム)で構成されている。16コアと12コアの「Xシリーズ」、そして32コアと24コアの「WXシリーズ」だ。
WXシリーズは、従来のThreadripperの2倍の最高32コアのCPU製品だ。32コア/64スレッドの「2990WX」と、24コア/48スレッドの「2970WX」の2 SKUとなる。どちらも、従来のThreadripperと同じSocketTR4で、同じマザーボードを使うことができる。
特筆すべきは動作周波数で、ベースは3.0GHzだが、ブーストはいずれも4.2GHzとなっている。サーバー向けのEPYCでは、32コア/64スレッドでベースが2.2GHzブースト3.2GHzなので、同じCPUコア数でも2nd Gen Threadripperのほうがはるかに動作周波数が高い。14nmプロセスから12nmプロセスへの移行と、TDP(Thermal Design Power:熱設計消費電力)引き上げ、それにCPUのブースト制御技術の向上によると見られる。
Xシリーズは2個のダイがアクティブになっている、第1世代のThreadripperと同種のシリーズだ。16コア/32スレッドの「2950X」と、12コア/24スレッドの「2920X」の2 SKUとなる。2nd Gen Ryzen Threadripperは、今までの第1世代のThreadripperと平行して販売されるが、Xシリーズが実質的に置き換わって行くと見られる。
4つのSKUのうち、ハイエンドの32コア/64スレッドの2990WXは、本日より予約が開始され8月13日から出荷される。次に16コア/32スレッドの2950Xが8月31日発売、24コア/48スレッドの2970WXと12コア/24スレッドの2920Xは、10月から出荷される。
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引用元: http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1533579680/